バジ男の鼻2
とんとんさんが関東鳥巡業に来る前日の先々週金曜日、
バイトが終わって休む間もなくバジ男を連れて
いつも姫様がお世話になっている病院へ・・・
「あら~、君は初めてだよね。こんにちは^^」
いつもの先生の穏やかな挨拶。
もう何を言われても驚かないと覚悟を決めたと言いつつ
不安と緊張に包まれていた気持ちが少し和らぎました。
予約制なので待ち時間なく即診察が始まりました。
問診の後
「ギエー!」と悲鳴をあげるバジ男の触診開始。
「体重は42gあるけど筋肉の感じはちょうどいいね。
骨格の大きい子なんですね」
これは前の病院でも言われました。
「触った感じではお腹が腫れている様子はないようです」
あぁ・・・まずはひと安心。
でもこの後のレントゲンの結果が一番の問題です。
「ギャギャギャ」
騒ぎまくるバジ男を手に先生はレントゲン室へ入って行きました。
「キウィちゃんは恐怖が攻撃に出るタイプだけど
バジバジは自分にこもってしまうタイプなんだね~」
お、早々に出た先生の恒例の「愛ある毒舌」(^^;)
どうやらバジ男、レントゲン室に入ってからは何かを諦めたように
先生に身をまかせてしまったようです。
そして・・・
先生とのっぽの目の前にバジ男のレントゲン写真が映し出されました。
先生がひとこと。
「あぁ・・・やっぱりね」
な・・・なにがやっぱりなんだ???(゚Д゚;o)
「ほら、バジル君の骨真っ白でしょう?これは完全にホルモンバランスを
乱して女性化してしまってる証拠です」
そう、写真には年中発情娘の姫様と同じく真っ白なバジ男の骨が。
「これはご存知の通り女の子が産卵準備のために骨にカルシウムを
貯めこんでいる現象です。通常の男の子にはまず見られません。」
バジ男は現在「お姉」ということか・・・・
「・・・・で、精巣の方を診てみると・・・・」
先生はもう1枚の横からの角度の写真をじっくり見て言いました。
「う~ん。ちょっと大きいのかな~」
( ゚д゚) ちょっと大きい、ちょっとおおきい、チョットオオキイ・・・
この瞬間顔面蒼白になりました。
先生が鳥の医学書を持って来てくれて正常なセキセイの精巣の
レントゲン写真を見せてくれました。
確かにそれと比べるとバジ男の精巣は大きいように感じます。
パソコン上で計ってみたら正常な大きさは約1㎝の所
バジ男の精巣は1.5㎝でした。
「これって・・・精巣腫瘍って事ですよね・・・」
聞きたくないけど早く聞いてしまいたいと思い、思い切って質問しました。
「それは分かりません!」
え・・・・・・・・・・・・?そうなの?
精巣肥大=精巣腫瘍
だと思い込んでいたのでちょっとビックリ。
それから先生はゆっくり丁寧にバジ男の状態をお話してくれました。
「今のバジル君に病名を付けるならば
持続性発情によるホルモンの乱れと精巣肥大です。
おそらくバジル君はここまでかなり長い間発情状態が続いていたんだと思います。
そうなると性ホルモンを司っている精巣は疲れ切ってしまいます。そして
それにより腫れてしまったりホルモンバランスを崩してしまったりするんです。
ただ腫れてしまった部分が腫瘍化しているかどうかはお腹を開けてみない限り
分かりません」
そうなんだ・・・腫れているからって必ずしも腫瘍ってワケじゃないんだ。
ちょっとだけホッとしました。
「いずれにしろ腫れたままにしておくとそのうち腫瘍化してしまう
可能性が大きくなってしまうのでまずは発情を抑制して精巣を休めて
あげなければいけません」
その後先生は発情阻止の方法をまたまた丁寧に説明してくれました。
姫様の時に聞いた事とほとんど同じでしたが^^;
それにしても・・・バジ男は今までスリスリした事もほとんどなかったので
まさかまさかの出来事でした。
一方でインコにも人間にも物にも何にでも愛想良しで
ご飯のプレゼントをしているチャラバジ・・・それを発情だとするならば
物心ついた頃からずーっと発情していた事になる(--;)
盲点でした。
そして、説明が終わると
「じゃあ、そういう事で頑張ってみて下さい!」
と切り上げようとしている先生。
あれ?薬は????(@@)
「まずは家で発情を抑えてあげて下さい。それで・・・そうだなぁ・・・・
1~3か月位したらもう一度連れて来てもらって
もう一度精巣の状態を診させて下さい。そしてその時にまだ発情がストップ出来て
いないようだったらお薬を使ってみましょう」
え?それでいいんだ???
ホルモン剤投与は必須だろうだと覚悟していたのっぽは
ちょっと拍子抜け。
と、共に1~3か月後というアバウトすぎる再診日設定と
薬ナシという状態に
「緊迫した状態ではない」と診断された気がして
安堵の気持ちでいっぱいになりました。
最後に
「もし、上手く発情を抑える事が出来たらバジルは元の状態に戻るんでしょうか?」
と先生に聞くと
「綺麗な青い鼻に戻ってくれると思いますよ^^」
と答えてくれた先生の笑顔が天使に見えました。
と、いうワケで
精巣腫瘍についてはグレーゾーンではあるものの
予想していた最悪の結果ではなく
前向きに行かなければ!と思える診断結果となったバジ男です。
今はバジ男のケージからプレゼントの対象だった
カットルボーンを外し、ちょっと粗食気味にしています。
まずは出来ることから・・・ですからね(^^)
こちらは一昨日のバジ男
鼻の穴の周りの茶色い部分が向剥けて青い部分が
出て来ました(^O^)
あ、でも今までも青い部分が見えて来ては再び黒くなってしまった事を
繰り返して来たのでむやみに喜ばないようにしています(^^;)
まだ病院に行ってから10日です。
今までずーっと頑張りすぎて来たバジ男の精巣。
そんなに急の回復を期待するのは虫が良すぎるってもんですよね。
焦らずゆっくりとやって行こうと思います。
長文読んで頂きありがとうございました。
本当はウエルカムとんとんの記事が終わってから
書こうと思っていたのですが
バジ男の鼻に変化が見えたので
今後の為にこれからの状態をここに記録しておきたいと思い
早目にアップさせて頂きました。
ポチっとしてくれたらうれしいです♪
この前会った「バジ子ちゃん」より
ちゃんと青いお鼻になってるよ♪
心なしか・・・
顔つきも
男らしくなったような・・・
*参照
本日夜UPの私の記事の最後のバジ子ちゃん*
たしかにグレーゾーンではあるけど、
ひと安心だよね。
ここでもまた・・・・
バジ君の持つ本来の「力」を信じる時だね!
結局・・・
全てはそこなのか・・・
と、痛感する今日この頃です。
お互いに前向きに
頑張って行きましょう!OH!
も~~~ドキドキしたじゃないのよ~~
どんな宣告?をされても受け止めるぞ!と覚悟を決めてきたのよ。
そしたら…
まさかのバジリコちゃん宣言。あれ、バジリコ。。(記憶の彼方に^^;)
いやいや、グレーとはいえよかったです。
ほっとしました
でもそんなことってあるんですね、これまた診てもらうかどうかで気づかずに過ごしてることはあると思います。
でもほんとにお鼻がここまで色が変わってるオネエ、あ、失礼。男の子は初めて見た気がします。
でも今の様子、確かに青が現れてきてますね^^
男子も女子も発情は永遠の課題ですね。
人とインコ、長く幸せにインコライフ過ごすには、深~い理解がほんと必要だと感じました。
のっぽさんもおつかれさまでした。前記事から気になってたけど、メールするのも怖くて^^;
バジコちゃ~~ん。早く男子にもどるのよ~~~(やはり最後もオネエ言葉で)
それって素直に喜んじゃったら?!(^_-)-☆
ちょっとずつ・・・あせらずゆっくり・・ん、そうだよね!
私も焦らずゆっくり・・頑張らず~・・でいきたいなと
しみじみ思う今日この頃(^-^)
でもさぁ・・ほんとセキセイの過発情は頭の痛い問題だよね((+_+))
もお、前のブログを読んでドキドキしてました。バジ君も茶色になっちゃったんだ!って(>_<)でも、経過観察?でいいのですね。今回のブログの写真は確かに青さが出てる感じです!
でもでも私も何度も経験してますが、青くなってもまたしばらくすると茶色になったりするのですよね(/ _ ; )
ホルモンに関しては時間がかかる様です、あせらずゆっくり気長に頑張ってください!!
ルーちゃんも左のろう膜はここ数ヶ月青いです!後は右側のろう膜が青くなってくれたら万々歳なんですが〜(^O^)
とんとんさんの方のブログ見ました~!
最後の写真、本当にラブリィ♡ バジ子ちゃんていうより
バジ美ちゃんて感じ(笑)とんとんさんは色んな表情を撮って
くれるな~。 って、今回のバジ男の写真は日干し中だからまぶしい
顔になっちゃっていぶし銀炸裂になっちゃいましたね(^m^)
今の所は深刻な症状は現れてないのでなんとかバジ男の
本来の力を発揮してもらって元の男らしい男に戻って
ほしいなって思ってます(^^)
インコの病気の半分はそこに行きつくって感じですよね・・・
みなさんも言ってるけど発情ってヤツはまさに永遠のテーマ。
本来は子孫を増やすための大切な本能だっていうのに。
でも小さい命の一番の幸せを考えながらそれを守って
あげるためにみんなで頑張って行きましょう!!!(。・`ω´・)
お久しぶりです(^^)
毎度ご心配おかけしてます(--)
わーい!と喜べる結果ではありませんでしたが
年末からずっと続いていた憂鬱は少しだけスッキリしました。
これから焦らずじっくりとバジ男のために対策を練って行こうと
思ってます。
1日でも早く真っ青男らしい鼻に戻れるように頑張ります!!
こんばんはー^^
写真を見た瞬間、姫様のかと思う位白い骨でビックリしました。
カイちゃんと姫様が白くなってしまうのは仕方ないけど
まさかバジ男まで・・・^^;
焦らず…でも気を抜かないで頑張って行かなきゃですね(^―^)
前回の記事で気をもたせてしまったため余計にご心配を
おかけしてしまいました(^^;)スイマセン。
病院に行くまでは「精巣が大きくなっていませんように」
そればっかり考えていたので先生の説明を聞いた時に
バジ男はそんなにもバジリコちゃんになっちゃってたんだって
驚きでした。普段の行動は何も変わっていなかったので・・・
(バジリコちゃん覚えていてくれてありがとー(^O^))
腫瘍に関してはハッキリしたワケではないので
これからも慎重に診ていかなければいけないと思いますが
とりあえず家での対策で元に戻せるかもしれないと言う
嬉しいお言葉も頂けたので焦らずじっくりやって行こうと思います。
あ、2日前の鼻の青い部分はやはりまたくすんで来てしまいました^^;
「せっかくだからオネエライフも楽しんでやろうと思ってるわ」
BY バジ男
なんだか色々あって心配ばかりかけてしまって申し訳ないです。
でも1日も早く元の真っ青な鼻のバジ男を見せられるように
頑張りますね!
こちらこそ、ご無沙汰しております。
そしてビックリしました。
らむねちゃんバジ男と全く同じ状態ですね・・・
思うのですが、腫瘍かどうかお腹を開けてみないと分からないって
事はその診断は先生によってかなり差があるのではないかと。
今のバジ男の状況でも腫瘍だと判断する先生もいるような
気がします。
だかららむねちゃんもきちんとケアしてあげれば元の
状態に戻る可能性もあるのではないでしょうか。
マイナスな事を考えると限りなく不安の底に落ちて行ってしまうけど
小さな子達のために前向きに頑張って行きましょうね!(^^)
あ、姫様も1月に6個産みました(--)
この春はどうやってやりすごそうかと頭を悩ませています・・・
ぎんちゃんはもうベテランインコなんだから十分だよ~
ホント、無理しないでほしいです。
「大きいかなぁ」って先生の言葉を聞いた時は「腫瘍です」って
言われたと思ったので目の前が真っ暗になりました。
ネット情報は極端でもあるから善し悪しですね^^;
先生は穏やかで優しい先生なのでいつも精神的にも
助けてもらってます。
応援ありがとう~♪
1日も早く元のバジ男の姿をお見せ出来るように
頑張ります(^O^)
ただでさえ兄ちゃんズ同士時々怪しい雰囲気になってるのに
このままだと姫様を差し置いて本当にいけない関係に
なってしまいそうなので早くバジ子ちゃんから覚醒させて
あげなければと思っています(笑)
この日の写真では少し鼻が青くなってくれましたが
今日になってまた少し色がくすんで来てしまいました^^;
多分そうかな・・・とは思っていましたが・・・
でも焦らずゆっくりと頑張って行こうと思っています。
ありがとうございました(^^)
素直に喜ぼう・・・・と思ったらやはり今朝見たら再び
鼻の色がくすんで来てしまったようです。
ま、予想はしていましたが^^;
そう簡単ではないですよね。長い目で見て
焦らずかつ慎重に頑張って行くしかないですよね!
飼われていても哺乳類などはちゃんと年に2回位だけ
発情するのになぜ鳥は取り留めなくしちゃうんでしょうね。
自然界では弱い立場だから「種の保存」のためなのかな^^;
こんばんはー^^
そうそう、バジ男の鼻が黒くなって来た時ルーちゃんの事も
思い出しました。
ルーちゃんの事を思うとホルモンの異常=精巣腫瘍とは
必ずしも言えないんだよなって。
それと共に変わらず元気でいてくれてるルーちゃんを
思うととても励まされました(^^)
やはりバジ男の鼻、写真では青くなって来てますが
再びくすんだ色になって来ました。
予想はしていましたがそう簡単ではないですよね。
長い目でみて焦らず頑張って行きたいと思っています。
お互いに頑張りましょうね!!!
ありがとう~(泣)
本当に発情問題は姫様だけでいっぱいいっぱいだったのに
まさかのバジ男まで・・・
これからが大問題の春だって言うのに頭が痛いですが
とにかく焦らず頑張って行きたいと思います!